マレーシア、ブミプトラの落とし穴【前編】
- 2023.03.11
- 109. 海外の不動産
昨日のブログ
↓
に引き続き〜
” 少し内容のあるお話 “
を書きますねっ(^_-)♫
このブログでも、かなり以前になりますが書いたことがあったかと思います。
ん?? ありましたよね??
マレーシアのブミプトラ 。
ご存知無い方がいらっしゃるかも知れないので、分かりやすく説明すると、
『学校や仕事、不動産売買や各種税制など、色々な(生活に関わるほぼ全ての)分野で、自国民(イスラム教徒)を優遇する』
という、マレーシア国内にある制度です。
今日はこれに関して、
そんなのアリかい!!
って??
“空飛ぶ投資家 が驚いた事例“
について書いてみたいと思いま〜す(^^)/
〜〜〜〜〜
マレーシアでは今から10年ちょい前頃、
外国人が購入出来る不動産の下限価格が30万リンギットから50万リンギットに引き上げられました(これもブミプトラね)。
当時の為替レートでは、750万円から1250万円位への変更です。
海外投資をする様な方でしたら、
「まぁ、この位ならOKだよね」
って感じの金額では無いでしょうか??
その後に “マレーシア不動産ブーム” みたいなのが起きて、
多くの外国人がマレーシア国内にマンション(コンドミニアム)を購入しました。
そのマンションの金額を仮に、
70万リンギット(当時のレートで1750万円)
としてお話を続けます。
少し高く感じるかも知れませんが、
不動産インフレ真っ只中の当時
では納得の金額でしたね。
その後間も無く、不動産バブルに乗っかる形で?
外国人が購入出来る不動産の最低金額が50万リンギットから100万リンギットに変更
となりました。
まぁ、強い経済下でしたので、
納得出来る変更
でしたね。
っでその後、、
中国の一帯一路構想変更、
首相交代に伴う国策変更、
等々により、、
不動産価格は下落に転じました。
別荘として使おうにも、、
コロナパンデミックで入国もままならない事態になり、
不動産の管理も出来ず、
諸々大変な事態になっていきます。
よねぇ 苦笑
そうなると????
『破綻した新古物件を安値で買い受けたーい!(^o^)/!』
となるのが 投資家心理??
では無いですか〜ぁ??
例えばぁ、、
上述の70万リンギットのコンドミニアム、
半額以下の30万リンギット(今の為替で900万円)なら??
買いじゃね??!!
って、考えたくなりません??
〜 つ づ く 〜
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