基軸通貨って何??

基軸通貨って何??
 

これまで、空飛ぶ投資家は、

 

「そんな事、そこらへんで調べてこいよ!」
って感じのタカピーなスタンスで、
 
「ここでしか読めない内容」
に特化したつもり?でこのブログを書いてきました。
 
 
っとすると、、、
 
先日、とある読書の方が空飛ぶ知人宛に、
 
「ドルが基軸通貨って言われてるけど、、、基軸通貨っていったい何??」
 
って質問してきたそうです。
 
 
「直接聞いてくれればいいのに、、」
と思いつつも、
 
「今更、空飛ぶにそんな事聞き辛いっかf(^^;」
とも思いつつ、、、
 
「投資初心者の方にも優しくしよう!」
 
と反省しつつ、心を入れ替えた次第です。(^^)
 
 
というわけで、、、
 
「サルでも解る経済用語辞典」
 
1発目は、”基軸通貨” についてで~す(^^)
 
(“サルでも解る” って、、こういう所が駄目だっつーの!苦笑)
 
 
~ここからが本題~
 
国際社会での “通貨” は米ドルだけ。
他の国の “お金” は “通貨” じゃない。
 
 
簡単に言えば、これが  “基軸通貨ドルの意味” です。
 
 
米ドルでしか買えない物は、、、
 
金、石油、外国の現地通貨、通貨って事はその国の食べ物も服も不動産も、等々、、、
 
 
米ドルを持っていれば、何でも買えます。
 
逆に、米ドル以外では、日本国外で売っている物は何も買えません。
 
 
「え?! 全部日本円でも買えますよ!」
 
って言われます??
 
 
それでは、簡単に説明していきますね。
 
例えば~、、そうですね~ぇ、、、
 
「今、銀行に100万円入ってるけど金利が安いから、金利が高いオーストラリアドルの外貨預金をしよう!」
 
と思ったとします。
 
インターネット経由で外貨預金の申し込みをして、無事にオーストラリアドルの残高が表示されて、メデタシメデタシ(^^)って感じになりますよね。
 
 
実はこの時、銀行内では、
 
日本円から一旦米ドルに両替して、その米ドルでオーストラリアドルを買っている
 
のです。
 
 
と言えば分かりやすいでしょうか?
 
理由は、
 
「日本円ではオーストラリアドルは買えない。オーストラリアドルを買うことが出来るのは米ドルだけだから」
 
です。
 
これが、“基軸通貨ドルの力” です。
 
 
その証拠に、オーストラリアドルに両替する時の手数料は米ドルに両替する時よりも高いですよね?
 
そりゃ、2回両替してるんだから、当然高くなります。
 
 
“通貨” とは、それを発行している機関が保証する信用があって初めてその価値が発生します。
 
日本国内で売られている物は、日本円で買うことができますよね。
これは、日本政府が日本円の価値を保証してくれているからです。
 
海外に行った際、現地の通貨を日本円で買うことができます。
これは、アメリカと日本の政府が日本円の価値を保証しているからです。
 
ぐるなびの500円クーポン券を銀行に持って行っても500円は貰えませんよね。
これは、発行している店舗が500円の価値を保証しているだけで、日本政府がその価値を保証しているのでは無いからです。
 
 
こんな感じで、、、
 
“基軸通貨の意味” って伝わりますかね??
 
 
もっと分かりやすく言うと、、、
 
 
もし日本がアメリカと戦争をしたら、、
アメリカは多分、日本円と米ドルの両替を拒否しますよね?
 
そうなったら、、
もう日本円ではユーロもオーストラリアドルも多分買えなくなっちゃいます。
 
だから、イスラム国の人達はお金に困っているのかもしれませんね。
 
 
最近、円安が進んできています。
 
物価上昇、各種増税、ゼロ金利政策、将来の住宅ローン金利の暴騰、子供の教育資金、突然のリストラ、将来の社会保障問題、年金問題、老後資金問題、医療費の心配、等々、、、
 
心配事が多い昨今の日本社会です。
 
 
それなのに、、、
 
何から始めたらいいのか解らない人達
 
が沢山います。
 
 
だから、、、
 
空飛ぶ投資家 は、以前、
「どうしたらいいの?」
って投資初心者の方に聞かれた時に、
 
「とりあえず、基軸通貨である米ドル(当時80円)を買っておいたらいいんじゃない?」
 
って答えたんですね。
↓その時の内容
https://sorafan.net/2306/
 
 
以上、「基軸通貨って何??」でした。
 
こんなんで、、、
 
初心者の方にも、解って貰えましたかね~ぇ?(~_~;)?