日本の物価は上がるのか? その2
- 2015.05.17
- 210. 未来予想
おはようございます。
大阪都構想が失敗に終って、橋下市長が辞任する意思を表明したようですね。
日本の物価は、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、香港、シンガポールと比べると50~67%位な感じで安過ぎる。
15年位前までは「何でも高過ぎる!」世界中の人達から言われていた日本の物価が、どうしてこんなにも安くなったのか?
って話をしていました。
円高だったから?
→1998年にはドル円は140円位でしたが、その時でもやっぱり
「日本は何でも高いので行けない」
と外国人が言っていましたから、、、
これが原因では無いですね。
様々な業界で過当競争が進んで、売り手が利益をギリギリまで削ったから?
→これは一理ありそうですね。
では、、、
なぜ、そうする必要があったのでしょうか??
空飛ぶ投資家 は経済学者ではありませんので、詳しい事は解りません。
っというわけで、あくまでも、、、
お得意の? “想像” をしてみることにしますね~(^^)♫
日本経済は「失われた20年」などと表現されることがあります。
バブル経済が崩壊してから、経済が20年間に渡って停滞している事を意味するみたいです。
日本に住んでると、、、
「20年間不景気が続く事なんて珍しくない」
というか、
「バブルが異常だったんだよ」
という言葉を信じて、、、
「普通のこと」
の様に感じてませんでしたか??
空飛ぶ投資家 は、この考え方が、そもそも大きな勘違いをしている様に思えてなりません。
「国の経済は、多少の上下を繰り返しながらも、長い目で見れば発展していく物」
の様です。
今になっては、日本人はその事を想像することすら難しいことかもしれませんが、、、
バブル経済が崩壊する以前の日本は、戦後からずっと成長をしていましたよね?
ちょっと前まで流行っていた、
「アジアへの不動産投資」
をされている方でしたら、、、
聞いたことがあるのではないでしょうか?
「不動産の値段は、毎年上がっていく物」
って言葉。
これも、日本人には想像しにくい事なので、、、
「そうやって騙して売りつけようとしてるな?」
と思ってしまいがちなのですが、、、
どうやら、事実みたいです。
要するに、、、
不動産価格は勿論、他の物も含めて、物の値段は、経済発展に伴って年々上がっていくもの。
だという訳です。
その「原則」に反して、日本では20年間も、、、
物の値段は、据え置きどころか、物によっては下がり続けたわけです(~_~;)
20年間ですから、、、
少し計算してみましょう。
毎年5%の値上りを続けたら、値段は20年間で2.65倍になります。
仮に、20年間で日本の物の値段が20%下がったとすると、、、
日本から外国の物の値段を相対的に見ると、約3.3倍になった事になります。
為替分を一応計算してみると、、、
1ドルが140円から80円になったとしても、1.75倍です。
それを考えると、相対的物価上昇率である、「3.3倍」が如何に大きいか?を、お解り頂けるのではないでしょうか??
え??
「値段が上がるのは経済発展が著しい一部の途上国だけでしょ?」
って思ったりしちゃってます??
それは、、、、、
~ つ づ く ~
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