裁判員制度 〜その1〜

裁判員制度  〜その1〜
 

守秘義務に配慮して書きますので、安心して読んで下さいね~(^^)♫

 
 
突然、裁判所から 特別送達 で郵便が届いたり、最高裁判所から書留郵便が届いたりしたら、、、
 
 
ビックリしちゃいますよね?
 
 
しかもそれが、「不在通知」としてポストに入ってたりしたら、、、
 
 
ビックリするどころの話じゃなくて、
 
 
「生きた心地がしない」
 
 
と感じる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか??
 
 
と思って、、、
 
 
今日は、
 
「裁判所からの手紙を受け取っても、ビビったり、ストレスを感じちゃったりする人が、少しでも減る事を願って」
 
書いていきますね~(^^)♫
 
 
内容は、
 
「裁判員制度について」
 
です。
 
 
 
まずは、、、
 
 
いきなり裁判員として呼び出されるのでは無くて、
 
「予告」
 
があります。
 
 
うーーーん。。。
 
 
 
説明が長くなりそうなので、起きる事を時系列で列挙していきましょっかねー(^^)♫
 
 
 
事象1.
 
年末位に「最高裁判所から書留郵便」が届きます。
 
大きさはA4の紙が入る位の、大きな、黄色い封筒です。
 
中に入ってるアンケート用紙を返送する事によって、
 
「その住所に自分が現に住んでいる事」
 
が証明されて、裁判員候補者名簿に登録されます。
 
有効期限は1年間ですので、この封書を受け取ったら、
 
「来年中に呼び出されるかもしれない」
 
と覚悟をしておきましょう。
 
この覚悟をしておかないと、後でビビる事態が起こる事になります。
 
 
最高裁判所からの不在通知が届いているとビックリすると思いますが、、、
 
日本は「三審制 (詳しくはググって下さい)」なので、自分に不利益な書類がいきなり最高裁判所から送られてくる事はありません。
 
安心して再配達を待ちましょう。
 
 
 
事象2.
 
次の年、いつかは分かりませんが、「地方裁判所から特別送達」が突然自宅に届きます。
 
不在通知だった場合、これが最もビビります。
 
昨年末にした「覚悟」を忘れていると、尚更です。
 
 
何故なら、、、
 
「特別送達って何じゃ?」
 
って思って調べたら、、
 
調べれば調べるほどに、怖くなるはずですので、是非お試し下さい。
 
 
な~んて言ってる 空飛ぶ投資家 も、、、
 
かなりビビってましたよね~~苦(^^;;笑
 
その時の記事はこちら
 
 
 
事象3.
 
地方裁判所から呼び出された日(裁判員オーディションの日?)には、指定された日時に裁判所に出向く必要があります。
 
これって、どうやら、、、
 
「国民の義務」
 
のようで、、、
 
お勤めの方の場合、会社は勤務日扱いとして減給等の不利益を与える事は出来ません。
 
 
その代わり、、、
 
簡単には辞退することも難しそうな雰囲気をバリバリ出してきます。
 
 
裁判所からの書面に書いてある、辞退が可能になる理由の代表的なものは、、、
 
 
1.冠婚葬祭
 
2.介護、育児
 
3.その人じゃ無いと出来ない仕事がある
 
 
って感じでしょうか、、、
 
 
3つめの、
 
「その人じゃ無いと出来ない仕事」
 
というのは、、、
 
 
「俺が行かないと、この商談は纏まらない」
 
レベルのものではダメっぽいように受け取れる様な記載がありました。
 
 
認められるものとしては、例えば、、、
 
 
「福山雅治さんが呼び出されて、その日はドームコンサートが入っている。」
 
 
ってな感じでしょうか??
 
 
これ、空飛ぶ投資家 が福山の代わりに出演したとしたら、、、
 
 
シャレにならない事が起こりそうですよね、、、(~_~;)
 
 
 
事象4.
 
選考会当日、裁判所に行きます。
 
どうやら一つの裁判で60人位の人に、
 
「インビテーションカード (特別送達での呼出令状?) 」
 
を郵送している様子です。
 
 
でも、実際に参加する人は30人程度でした。
 
座席番号は飛び飛びなので、そこに無い番号の人は事前に辞退が認められた人なのでしょうね。
 
空席も幾つか見られました。
 
 
この空席の人達は、当日ブッチの人達だと考えられます。
 
 
「裁判員なんてやりたくないけど、辞退するのも怖い」
 
って人は、この手があるみたいですね。
 
 
 
事象5.
 
選考が行われます。
 
裁判員候補者 = 選考会参加者全員(例えば30人)と、裁判長、裁判官、検察官、弁護士、が顔合わせをします。
 
 
その時、検察官と弁護士からジロジロと、舐めるようにこちらを見てくるというか、、
睨まれます。
 
 
何故かというと、、、
 
検察側と弁護側、共に無条件で5人ずつを候補者から除外申請をする事が出来るからです。
 
 
「女の敵」を守る弁護側としては女性裁判員を除外したいでしょうし、
 
犯罪の種類によっては小汚い男性裁判員を除外した
い検察官もいるかもしれません、、
 
よね??
 
 
そこに参加した候補者(例えば30人)の中から、検察、弁護の双方から5人ずつ、計10人を除いた20人の中から、、、
 
 
コンピュータが無作為に、6名の裁判員と、2名の補充裁判員を選ぶ事になります。
 
 
~ つ づ く ~