裁判員制度 〜その2〜
- 2015.12.07
- 651. 裁判員
裁判所から突然、書留郵便が届いたら、、
ビビる!
ってお話をしていましたよね。
年末に最高裁判所から書留郵便が届き、
その次の年に地方裁判所から特別送達が届いたら、、、
それは、
「裁判員候補者としての呼び出し!」
ってとこから始まって、
「裁判員に選ばれたら、、」
ってところで終わっていましたよね?
元記事はこちら
↓
その続きです。
裁判所に集められた裁判員候補者の中から、6人の裁判員又は2人の補充裁判員に選ばれた人達は、すぐに別室に移動させられます。
選ばれなかった多くの人達は、その場で解散となるのですが、、、
希望をすれば、法廷の見学に連れて行って貰えます。
「せっかく裁判所まで行った」
んですから、その位の楽しみはないと、、
ね~~ぇ(^_^;
話を「選ばれた人達」の方に戻します。
別室に移動されられた6人の裁判員と2人の補充裁判員の人達は、次の手順で手続きが進みます。
手順1.
裁判官、検察官、弁護士、の方々と同席の上で、「刑事裁判のルール」を説明されます。
簡単に言うと、
「疑わしくは罰せず」
要するに、
「検察官が証拠をもって証明した事だけで、罪について考える」
って事らしいです。
その後、、、
手順2.
「ちゃんと真面目に頑張る」旨の、「宣誓文」を全員で読み上げて、宣誓書にサインをします。
ここで、裁判員、補充裁判員の方々の顔つきが変わります。
人って、不思議なものですね。苦(^^;笑
手順3.
3人の裁判官と裁判員、補充裁判員の、11人全員で実際に裁判で使う法廷に移動。
椅子の高さの調整(傍聴や被告人の皆さんが目の前にいるのに、当日モゾモゾしたら格好悪いから)をしたり、
入廷、退廷、礼のリハーサルをしたり、、、
当日の進行の、大体のイメージをここで掴みます。
法廷を傍聴席側ではなく、裁判官側から見るというのは、、、
「なかなか経験できないこと」
らしいです。
確かに、テレビのニュースでも、絵や写真はいつも傍聴席側からですものね。。
手順4.
法廷の準備が終わったら、評議室へ移動です。
裁判は法廷で行われますが、、、
有罪か無罪か?
や、
どの位の罪にするのか?
については、裁判終了直後から、複数日に渡って、この「評議室」でみんなであーだこーだ言いながら決めるみたいです。
長丁場になるので、、、
窓が大きくて明るくて、皆が丸くなって話せる様に円卓が置かれた、少し広めの会議室が使用されます。
また、コーヒーや紅茶は飲み放題です。
ストレスを極力減らした状態で、評議をしてもらうための、裁判所からの配慮なのでしょうね。
いや~~ぁ、今迄知らなかった事を知ることは、空飛ぶ投資家 にとってはとっても楽しい事です。
まだまだ、世の中には、、
「知らない事が一杯」
ですね~~(^_^;
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